学びを続けていると、かつて学んだことがまた違う分野で出てくることがある。
例えば、数学で学んだ解法が、物理分野に適応されるといった感じだろうか。
理系科目の根幹はやはり数学だと思う。数学が数々の科目をつなげてくれているように今の私には見える。
ただ、物理分野はやはり多くの現象を的確に理解させてくれる。
そして生物分野の働きも役に立つ。化学に関しては、正直、細かすぎて、一般生活の中でめちゃくちゃ便利かというと、そうでもない気がする。
あくまでもin vitroの話だなって思う。
そして受験以降初めて、言語以外の文系科目の学習を行っている私は、文系科目の根幹を今まで国語であると思ってきたのだが、それが間違いであったことに気づいた。
文系科目の根幹は歴史だなと。
びっくりするくらい、過去に遡る。遡った時、かつて、歴史の教科で習った人たちの書いた文章と出くわすのだ。著者名を見たときに、親戚の名を見たような感覚だろうか。見覚えのある名前がそこには書かれているのだ。
かつてその学習をしたときのことを鮮明に思い出す。ああ、歴史の勉強って本当に素敵だなと。
また全然関係ないのだが、今日学んだことをここに記しておきたい。
英語で書かれた専門書を読むことがあり、そのままの単語を覚えることが必要なのだが、その時に気づいたことが、日本語で行うような暗記術を英語の際に使おうとすらしていなかったことだ。
私の中で英語と日本語は完全に切り分けられていて、英語を話しているときの私は、正しい英語を使うことに集中していて工夫のかけらもなかったのだ。
それを指摘してくださった先生には感謝しかない。
改善しながら、自分が培ってきた様々な方法を、意識的に適応することが必要だなと思った。